枠連4枠BOXに見る芝とダートの内外の癖

枠連4枠BOXに見る芝とダートの内外の癖

こんばんは如月です! 今日は

何も惜しまずにぶちまけます!


16頭立てだけに絞ると、枠順の性格がかなり見えてくる

という話をします。

今回は、枠番連勝、いわゆる枠連について、かなり面白いデータを見ていきます。

テーマはシンプルです。

「枠連の4枠BOX、6点買いで見た時、芝とダートでは内外の有利不利がどう違うのか?」

です。

枠順の有利不利という話は、競馬では昔からよくあります。

「芝は内がいい」
「ダートは外がいい」
「いや、コースによる」
「いや、展開による」
「いや、俺の財布はいつも不利だ」

Group of men at table looking anxious with betting slips in horse race betting room

最後のひとつは、かなり多くの馬券師に共通する問題ですが、今回は感覚ではなく、実際のデータで見ていきます。


今回の調査条件

対象は、16頭立てのレースのみです。

ここがかなり重要です。

なぜ16頭立てに限定したのかというと、枠による頭数差の影響をできるだけ消すためです。

たとえば少頭数のレースだと、1枠に1頭しかいない、8枠だけ頭数が多い、というようなことが起きます。
そうなると、枠そのものが有利なのか、単に頭数が多いから当たりやすいのかがわかりにくくなります。

でも、16頭立てなら基本的に各枠2頭ずつになります。

つまり、かなり平等な条件で、
「内が強いのか」
「外が強いのか」

を比べやすくなります。

今回はさらに、芝とダートを分けています。

そして買い方は、枠連の4枠BOXです。


BOXダ対象ダ的中ダ的中率ダ回収率芝対象芝的中芝的中率芝回収率
123411587236420.40%64.95%6416151023.53%77.95%
123511587224119.34%62.86%6416146022.76%74.96%
123611587225619.47%63.90%6416146622.85%73.19%
123711587219218.92%64.38%6416137421.41%74.13%
123811587226419.54%62.63%6416138121.52%70.30%
124511587233720.17%63.08%6416145022.60%71.60%
124611587234620.25%64.11%6416136221.23%67.07%
124711587223719.31%62.74%6416131120.43%66.59%
124811587229019.76%62.90%6416131320.47%65.23%
125611587226519.55%63.47%6416138821.63%68.36%
125711587217118.74%61.63%6416131520.50%68.71%
125811587222619.21%60.12%6416133820.85%65.75%
126711587219218.92%63.23%6416127619.89%63.63%
126811587227819.66%61.85%6416128820.07%63.25%
127811587222719.22%59.83%6416124619.42%63.07%
134511587228319.70%63.91%6416138321.56%72.60%
134611587225019.42%63.09%6416140321.87%73.76%
134711587219518.94%65.91%6416130920.40%70.89%
134811587224519.37%63.54%6416131720.53%70.18%
135611587221419.11%63.12%6416134620.98%69.48%
135711587217418.76%65.49%6416123019.17%67.45%
135811587222619.21%61.42%6416125919.62%65.10%
136711587215318.58%65.18%6416129920.25%68.08%
136811587223619.30%61.28%6416131720.53%68.30%
137811587223919.32%63.52%6416123219.20%65.75%
145611587233120.12%64.60%6416130820.39%67.06%
145711587224619.38%65.12%6416123319.22%63.58%
145811587227919.67%62.99%6416125719.59%63.73%
146711587221919.15%64.85%6416120818.83%61.44%
146811587228319.70%62.84%6416122119.03%64.19%
147811587224119.34%63.19%6416117718.34%60.19%
156711587224019.33%65.88%6416120518.78%62.29%
156811587230619.90%62.16%6416123919.31%63.38%
157811587227919.67%62.07%6416117318.28%60.23%
167811587229519.81%62.47%6416118618.49%60.13%
234511587234620.25%67.27%6416136421.26%71.32%
234611587235220.30%66.10%6416134520.96%71.38%
234711587228919.75%68.83%6416127319.84%71.04%
234811587232120.03%68.10%6416127719.90%68.28%
235611587230719.91%66.36%6416132120.59%65.27%
235711587225919.50%68.61%6416122719.12%65.76%
235811587229319.79%66.20%6416125219.51%61.38%
236711587227719.65%68.02%6416125719.59%65.27%
236811587234220.21%65.73%6416127119.81%63.49%
237811587233720.17%67.85%6416120818.83%63.46%
245611587241220.82%67.32%6416132920.71%68.48%
245711587231920.01%67.73%6416127619.89%67.55%
245811587233420.14%67.22%6416129620.20%65.66%
246711587233120.12%67.13%6416121218.89%64.29%
246811587237720.51%66.73%6416122119.03%65.00%
247811587232720.08%66.98%6416119918.69%63.54%
256711587234320.22%68.37%6416124219.36%63.32%
256811587239120.63%66.32%6416127219.83%62.40%
257811587235620.33%66.12%6416122819.14%61.77%
267811587241120.81%66.20%6416120218.73%60.57%
345611587236420.40%66.46%6416130720.37%69.84%
345711587232520.07%71.08%6416121118.87%66.54%
345811587233720.17%68.04%6416123719.28%65.28%
346711587229519.81%68.62%6416125519.56%69.00%
346811587233820.18%65.70%6416127019.79%70.33%
347811587234220.21%70.15%6416120518.78%66.47%
356711587235220.30%70.54%6416120218.73%62.43%
356811587239720.69%65.96%6416123819.30%62.14%
357811587241620.85%69.96%6416115117.94%59.13%
367811587242920.96%68.17%6416123319.22%63.59%
456711587243321.00%70.94%6416122319.06%65.13%
456811587245921.22%68.24%6416125419.54%67.34%
457811587243321.00%70.39%6416120818.83%62.90%
467811587244021.06%68.60%6416119618.64%64.63%
567811587255622.06%69.86%6416121818.98%61.56%

BOXの意味

今回の表に出てくる「1234」などの数字は、選んだ枠を表しています。

たとえば、1234なら、

1枠・2枠・3枠・4枠の枠連BOX

という意味です。

買い目は、

1-2、1-3、1-4、2-3、2-4、3-4

この6点です。

つまり、4つの枠を選んで、その組み合わせを6点で買った場合の成績です。

同じように、5678なら、

5枠・6枠・7枠・8枠の枠連BOX

です。

こちらは外枠寄りのBOXになります。


今回のデータにゾロ目は含まれていません

ここも大事です。

今回の集計には、ゾロ目は含まれていません

つまり、1-1、2-2、3-3のような同枠決着は対象外です。

あくまで、4枠を選んだ時の異なる枠同士の6点BOXとして見ています。

なので、これは「枠連の完全な全買い成績」ではなく、
4枠BOXを6点で買った時の比較データです。

この前提を押さえておくと、かなり見え方がはっきりします。


芝は、かなり素直に内が強い

まず芝から見ていきます。

芝で一番目立つのは、やはり1234です。

つまり、1枠・2枠・3枠・4枠の内枠BOXです。

このBOXの芝成績は、

です。

今回の芝データの中では、かなり強い数字です。

しかも、次に続くBOXも内寄りです。

1235は、芝的中率22.76%、芝回収率74.96%。
1236は、芝的中率22.85%、芝回収率73.19%。
1245は、芝的中率21.41%、芝回収率74.13%。

こうして見ると、芝はかなりわかりやすいです。

1枠・2枠・3枠あたりを含んだBOXが強い。

特に、1枠から4枠までをまとめて押さえる形は、数字の上でもかなり優秀です。

芝の場合、内を取れることはやはり大きいです。

距離ロスを抑えられる。
コーナーで外を回されにくい。
直線まで脚を温存しやすい。
馬場が極端に荒れていなければ、内を通れるメリットが残りやすい。

もちろん、すべての芝レースで内が正義という話ではありません。

開催後半で内が荒れている場合もあります。
雨で馬場が変わることもあります。
外差し馬場になる日もあります。

それでも、長期データで16頭立てに絞って見ると、芝はかなり内寄りに数字が集まっています。

これは、なかなか無視しにくい傾向です。


芝の外枠BOXはかなり苦しくなる

一方で、芝の外枠BOXを見ると、かなり数字が落ちます。

たとえば、外枠だけを選んだ5678

これは、5枠・6枠・7枠・8枠の外寄りBOXです。

芝成績は、

的中率18.98%
回収率61.56%

です。

内寄りの1234と比べると、かなり差があります。

1234の芝は、的中率23.53%、回収率77.95%。
5678の芝は、的中率18.98%、回収率61.56%。

同じ4枠BOX、同じ6点買いでも、ここまで違います。

これはもう、芝コースの神様が、内枠に座布団を敷いているようなものです。

外枠は外枠で、能力のある馬ならもちろん来ます。
強い馬なら外からでもねじ伏せます。

でも、BOXとしてまとめて買った時には、芝では外寄りよりも内寄りの方が明らかに数字が良い。

このデータだけを見るなら、芝で何も考えずに外枠BOXへ突っ込むのは、少し勇気がいります。


ダートは逆に、外寄りが強くなる

次にダートです。

ここが面白いところです。

芝では内寄りBOXが強かったのに、ダートでは様子が変わります。

ダートで一番的中率が高いのは、5678です。

つまり、5枠・6枠・7枠・8枠の外枠BOXです。

成績は、

的中率22.06%
回収率69.86%

です。

芝では苦しかった5678が、ダートでは一気に巻き返してきます。

まるで芝では静かだった外枠軍団が、ダートに入った瞬間に「ここからが俺たちの時間だ」と言い出すような感じです。

いやそんな大した数字じゃないでしょ! はい!ですが的中率を見ると最多で

ダートでは、外枠のメリットが出やすい場面があります。

中央競馬場のダートコースではスタート地点が芝であることが、8コースあります

大外枠が、芝が途切れるのが最後なのでダッシュが効いて前を取りやすい

砂を被りにくい。揉まれにくい。スムーズにポジションを取りやすい。外から被せていける。
内で包まれて動けないリスクを避けやすい。

もちろんこれも、すべてのダートレースで外が絶対という話ではありません。

芝ほど決定的な違いが出てないな?

芝スタートのダートコース芝スタートではないダートコース
福島ダート1150m東京ダート1400m
新潟ダート1200m東京ダート2100m
東京ダート1600m中山ダート1800m
中山ダート1200m京都ダート1200m
中京ダート1400m阪神ダート1200m
京都ダート1400m中京ダート1200m
阪神ダート1400m福島ダート1700m
阪神ダート2000m小倉ダート1700m
札幌ダート1700m
函館ダート1700m
区分対象レース数的中数的中率払戻合計投資額回収率
芝スタートのダートコース4,6241,07323.21%1,968,930円2,774,400円70.97%
非芝スタートのダートコース6,9631,48321.30%2,887,990円4,177,800円69.13%
合計11,5872,55622.06%4,856,920円6,952,200円69.86%

内の芝ほど差が出なかったのはこのような理由からでもあるわけです


ダートの上位BOXを見ると、外枠寄りがズラッと並ぶ

ダートの的中率上位を見ると、かなり外寄りのBOXが目立ちます。

5678 4568 4678 4567 4578 3678

このあたりが上位に来ています。

見てわかる通り、かなり外側の枠を多く含んでいます。

特に、5・6・7・8のような外寄りの枠が絡むBOXは、ダートでは強いです。

芝では内枠が「ちょっと通りますよ」とロスなく進んでいたのに対して、
ダートでは外枠が「砂は被らない、包まれない、視界良好」で走っている感じがあります。

ダートはパワーも必要ですし、揉まれずに走れることも大事です。

そう考えると、外枠BOXが数字を伸ばすのはかなり納得できます。


回収率で見ると、ダートは中外寄りもかなり強い

ダートで面白いのは、的中率だけではありません。

回収率で見ると、完全な外枠だけでなく、3枠・4枠あたりを含んだ中外寄りBOXもかなり強くなっています。

たとえば、ダート回収率の上位には、

3457:71.08%
4567:70.94%
3567:70.54%
4578:70.39%
3478:70.15%
3578:69.96%
5678:69.86%

このあたりが入っています。

ここで面白いのは、単純に「8枠を買えばいい」という話ではないところです。

ダートの場合、外寄りが強いのは確かですが、回収率の面では、
3枠・4枠あたりを含んだBOXもかなり働いている
ということです。

つまり、ダートは外枠だけを盲目的に買うというより、
内すぎない枠を中心に、外まで広げる形
が強くなりやすいと言えます。

ダートの枠連BOXは、外枠に寄せながらも、3枠・4枠あたりをどう扱うかがかなり重要です。

ここを雑に扱うと、意外とおいしいところを逃します。


芝とダートで、同じBOXの性格が変わる

今回のデータで一番面白いのは、同じBOXでも、芝とダートで評価が大きく変わるところです。

たとえば、1234

芝では、

かなり優秀です。

でもダートでは、

的中率20.40%
回収率64.95%

芝ほどの破壊力はありません。

逆に、5678

芝では、

的中率18.98%
回収率61.56%

かなり苦しい数字です。

でもダートでは、

的中率22.06%
回収率69.86%

一気に強いBOXになります。

つまり、同じ枠連BOXでも、

芝の1234は優等生
ダートの5678は現場叩き上げの実力者

みたいな違いがあります。

芝とダートを一緒にして「内がいい」「外がいい」と言ってしまうと、かなり雑です。

芝には芝の枠順のクセがあり、ダートにはダートの枠順のクセがあります。

今回のデータは、そこをかなりわかりやすく見せてくれています。


芝は「内の隊列」、ダートは「外の自由度」

芝で内枠が強い理由は、やはりロスの少なさです。

特にコーナーのあるコースでは、内を通れることは大きいです。

外を回ると、それだけ余計に距離を走らされます。

競馬で「ちょっと外を回っただけ」と思っていても、実際にはその少しのロスが最後の伸びに響きます。

人間で言えば、全員が100メートル走をしている中で、外の人だけ少しだけ遠回りさせられているようなものです。

しかも最後に「なんで伸びないんだ」と言われる。

それは少し気の毒です。

一方、ダートでは内で砂を被るリスクがあります。

前に馬がいると砂を受ける。
包まれる。
進路がない。
動きたい時に動けない。

これが起きると、能力以前にレースがしにくくなります。

その点、外枠はスムーズに運びやすい。

もちろん距離ロスはありますが、それ以上に、
揉まれないこと
砂を被りにくいこと
自分のリズムで走りやすいこと
がプラスに働くケースがあります。

だから、芝は内。
ダートは外。

かなり昔から言われている話ですが、今回のように16頭立ての枠連BOXで見ると、その違いがかなりはっきり出ています。


枠連BOXは、枠順のクセを見るにはかなり便利

今回のようなデータを見ると、枠連BOXという買い方は、単なる古い馬券ではなく、かなり面白い分析材料になります。

馬連やワイドだと、どうしても馬そのものの能力差、人気、オッズ、騎手、展開などが強く出ます。

もちろん、それが競馬予想の中心です。

でも、枠連BOXで見ると、少し違うものが見えます。

それは、枠そのものの流れです。

1枠から4枠をまとめた時に強いのか。
5枠から8枠をまとめた時に強いのか。
3枠から7枠あたりの中外が強いのか。

こういう見方をすると、レースの性格が見えやすくなります。

特に今回のように16頭立てだけに絞ると、枠ごとの頭数差をかなり抑えられます。

つまり、これは単なる「頭数が多い枠が有利だった」という話ではなく、
芝とダートで枠の働き方そのものが違う
という話になります。


1234と5678は、芝とダートの象徴

今回のデータをわかりやすく見るなら、まずはこの2つです。

12345678

内枠代表と外枠代表です。

芝では、1234が圧倒的に強い。

同じ6点BOXなのに、この差はかなり大きいです。

芝では、外枠BOXはかなり苦戦しています。

逆にダートでは、5678が強くなります。

1234のダート回収率は64.95%
5678のダート回収率は69.86%

さらに的中率も、ダートでは5678の方が上です。

この対比はかなりきれいです。

芝は1234。
ダートは5678。

かなり乱暴に言えば、そういう傾向が見えます。

もちろん実際の馬券では、馬の能力、人気、展開、馬場状態、コース形態を見なければいけません。

でも、枠順のベースとしてはかなり使える視点です。


このデータから言えること

今回のデータから言えることは、いくつかあります。

まず、芝は内寄りBOXがかなり強いということです。

特に1234、1235、1236あたりは、芝で高い成績を出しています。

次に、ダートは外寄りBOXが強いということです。

5678、4568、4678、4567、4578あたりは、ダートで目立ちます。

そしてもうひとつ重要なのは、
芝とダートを一緒にして枠順を語ってはいけない
ということです。

芝で強いBOXが、ダートでもそのまま強いとは限りません。

逆に、芝で苦しいBOXが、ダートでは急に強くなることもあります。

枠順というのは、ただ内か外かだけではなく、
馬場によって意味が変わる
ということです。

競馬場別(同着は集計から除外)

競馬場ダ対象芝対象1234ダ1234芝芝-ダ5678ダ5678芝ダ-芝
京都2,03161177.37%102.09%+24.73%71.18%55.53%+15.64%
中山2,5351,21853.74%67.60%+13.86%76.32%55.72%+20.60%
東京2,61662858.50%62.35%+3.85%70.71%57.89%+12.82%
阪神2,02553167.67%78.83%+11.16%69.60%64.96%+4.64%
福島4321,24160.42%89.39%+28.97%57.09%70.95%-13.86%
小倉63848978.65%80.51%+1.86%59.90%51.86%+8.05%
中京1,31043170.89%63.05%-7.84%63.10%71.49%-8.39%
函館03720.00%119.24%比較不可0.00%47.20%比較不可
札幌03060.00%75.18%比較不可0.00%61.53%比較不可
新潟05890.00%50.24%比較不可0.00%70.84%比較不可

+クラス別(同着は集計から除外)


未勝利+新馬戦グループ

競馬場ダ対象芝対象1234ダ1234芝芝-ダ5678ダ5678芝ダ-芝
京都85433374.38%47.53%-26.85%74.49%68.16%+6.33%
中山1,37358746.32%46.91%+0.59%71.78%56.83%+14.95%
東京1,16030360.96%43.88%-17.08%70.01%62.07%+7.94%
阪神1,00322766.66%78.99%+12.34%79.88%57.39%+22.48%
福島19256365.43%92.98%+27.55%45.94%71.82%-25.89%
小倉26725889.86%80.92%-8.94%65.92%39.57%+26.34%
中京50717573.84%57.59%-16.25%58.89%75.53%-16.64%
函館02090.00%129.23%比較不可0.00%43.19%比較不可
札幌01330.00%60.75%比較不可0.00%56.05%比較不可
新潟02870.00%56.71%比較不可0.00%70.76%比較不可

それ以外

競馬場ダ対象芝対象1234ダ1234芝芝-ダ5678ダ5678芝ダ-芝
京都1,17727879.54%167.45%+87.92%68.77%40.41%+28.36%
中山1,16263162.49%86.84%+24.34%81.69%54.69%+26.99%
東京1,45632556.54%79.56%+23.03%71.27%53.98%+17.28%
阪神1,02230468.67%78.71%+10.04%59.52%70.61%-11.10%
福島24067856.42%86.42%+29.99%66.02%70.23%-4.21%
小倉37123170.59%80.06%+9.47%55.58%65.58%-10.00%
中京80325669.02%66.78%-2.25%65.75%68.72%-2.97%
函館01630.00%106.44%比較不可0.00%52.35%比較不可
札幌01730.00%86.27%比較不可0.00%65.73%比較不可
新潟03020.00%44.09%比較不可0.00%70.91%比較不可

競馬場別に見ると、さらに話が濃くなる

先ほどの全体データでは、16頭立ての枠連4枠BOXに限定すると、芝は1234の内枠BOXが強く、ダートは5678の外枠BOXが強いという傾向が見えていました。

そして今回、さらに競馬場別で見ると、これがまた面白いです。

まず目立つのは、京都の芝1234BOXです。

これはかなり強烈です。ぶちまけちゃってどっかで怒ってる人いるかな?

まあ知ってる人は知っているだろうと思って公開してますが、

全体で見ても芝の1234BOXは優秀でしたが、条件戦以上に限定して京都にするとついに100%を大きく超えてきました。
つまり、条件戦以上の京都芝の16頭立てで、1枠・2枠・3枠・4枠の内枠BOXを6点で買った場合、データ上では回収率がプラス域に入っているということです。

これはもう、京都芝の内枠が「どうぞこちらへ」と赤じゅうたんを敷いているレベルです。

しかも、京都はダート1234が77.37%なのに対して、芝1234が102.09%
差は**+24.72%**です。

同じ京都でも、芝になると内枠BOXの威力がかなり増しています。


一方で、ダートの外枠BOXを見ると、中山がかなりわかりやすいです。

中山の5678ダは71.78%
5678芝は56.83%

差は**+14.95%**です。

つまり中山では、外枠BOXの5678は芝よりもダートで明らかに強く出ています。

内の中山芝はもはや常識ですが、これもさっきの全体傾向とかなり噛み合います。

芝は内。ダートは外。

この話が、競馬場別に見てもかなり自然に出てきています。


さらに東京、東京は1234芝が62.35%、1234ダが**58.50%**で、芝の内枠BOXが少し上ですが、京都や福島ほど大きな差ではありません。

東京は直線が長く、枠の恩恵だけで決まるというより、最後の直線でしっかり脚を使えるかが大きい競馬場です。

そのため、東京に関しては「芝だから内が強烈に有利」というより、内枠の利はあるが、最終的には直線勝負の影響が強いと見る方が自然です。


とにかく面白いのは、芝1234の内枠BOXです。

京都の**102.09%**が一番目立ちますが、その多くは未勝利と新馬を除いたレースです!

福島もかなり強いです。福島の1234芝は89.39%
100%には届いていませんが、かなり高い数字です。

しかも福島の1234ダは60.42%なので、芝との差は+28.97%

福島は小回りのイメージもあり、内をうまく立ち回れる枠が効きやすいのは、感覚的にもかなり納得しやすいです。
外を回すと、最後に「旅費が高すぎた」みたいな競馬になります。


そして、

数字だけ見ると非常に強いです。

ただし、函館は今回の表ではダート対象が0なので、ダートとの比較はできません。

この区別は大事です。数字が派手な時ほど、そこに飛びつくと馬券より先に理性が落馬します。(笑)


今回の競馬場別データを入れることで、さっきの全体集計はさらに説得力が出ます。

全体では、芝は1234BOXが強く、ダートは5678BOXが強い。


競馬場別で見ると、

京都芝1234は102.09%、函館芝1234は**119.24%**と100%を超えるところまで出ている。


一方で、中山・東京・阪神では、5678BOXが芝よりダートで明らかに強く出ている。

つまり、枠連4枠BOXは単なる「内か外か」の話ではなく、
芝・ダート・競馬場まで分けると、かなり性格が変わる
ということです。

このデータを見る限り、芝の内枠BOXはかなり見直す価値があります。
そしてダートの外枠BOXも、やはり軽く扱えません。

枠順は、ただの番号ではありません。

16頭立てに揃えて、芝とダートを分けて、さらに競馬場別に見ると、枠がちゃんと自己主張してきます。

「私は芝で輝きます」
「俺はダートで仕事します」
「函館芝の内は、ちょっと本気です」

そんな声が聞こえてくるデータです。

枠の芝・ダートによる回収率の違いを見ると、市場の多くは

だがしかし・・

これは「このBOXを買えばずぅっと永遠に儲かる」という話ではない

ここは正直に書いておきます。

つまり、このBOXを何も考えずに買い続ければ儲かるという話ではありません。

そこを間違えると、財布がかなりきれいに軽くなります。

今回のデータの使い方は、そこではありません。

重要なのは、枠順の傾向を読むことです。

芝なら内寄りを軽く見ない。
ダートなら外寄りを軽く見ない。
16頭立てでは、枠順の影響がかなり見える。

この前提を持ったうえで、馬の能力、オッズ、展開、人気、馬場状態と組み合わせる。

そうすることで、馬券の組み立て方がかなり変わってきます。


枠連は古い馬券ではなく、情報の見方が違う馬券

最近は、馬連、ワイド、三連複、三連単などに注目が集まりやすいです。

枠連は、少し地味に見られがちです。

でも、今回のようにデータで見ると、枠連はなかなか侮れません。

特に、枠順の傾向を見るにはかなり面白いです。

枠連BOXは、馬単体ではなく、枠というかたまりでレースを読む馬券です。

この「かたまりで読む」という感覚が、意外と大事です。

芝の内枠BOXが強い。
ダートの外枠BOXが強い。
中外の組み合わせが回収率で浮上する。

こういう傾向は、馬単体だけを見ていると気づきにくい部分です。


まとめ

今回の調査では、2007年から現在までの16頭立てレースを対象に、枠連の4枠BOX、6点買いを芝とダートで分けて比較しました。

ゾロ目は含まず、異なる枠同士の6点BOXとして集計しています。

その結果、かなりわかりやすい傾向が出ました。

芝は内寄りBOXが強い。特に1234は優秀な数字でした。

ダートは外寄りBOXが強い。特に5678は存在感があります。

同じ16頭立て、同じ4枠BOX、同じ6点買いでも、芝とダートでは結果がまるで違います。

芝では内が走り、ダートでは外が浮上する。

この違いを知っているだけでも、枠順の見方はかなり変わります。

枠連は、ただの昔ながらの馬券ではありません。

使い方次第では、芝とダートの性格をかなりわかりやすく教えてくれる馬券です。

そして今回のデータを見る限り、少なくともこうは言えます。

芝で内枠を軽く見るな。ダートで外枠を舐めるな。

枠順は、思っている以上にしゃべっています。

あとは、その声を聞けるかどうかです。