予想が10倍楽しくなるPriceCode表の活用方法

クラス別で優先すべき項目の活用について

以前、プライスコード表の活用方法として「カットの条件」に関する記事を書きましたが、今回はクラス別に優先して確認したい項目をリスト化し、テーブルとしてまとめました。

レースの条件によって、重視すべき項目は変わってきます。たとえばSurge Indexは、短距離戦ではあまり点滅しないケースがあります。

一方で、ダート1600m以上のレースや、芝2000m以上のレースでは重要度が高くなる場面があります。このように、コースやクラス、距離によって見るべき項目の優先度は変わります。

馬券をもう少し絞り込みたい時や、相手候補の馬を探したい時には、今回のクラス別テーブルを確認材料として活用していただければ、有効な判断材料になると考えています。

なお、テーブル内にある「平均着順」と「想定着順」には米印を付けています。この部分については、後ほど別で触れますので、そのまま読み進めてください。

最後に、以前のブログで紹介した「プライスコード表でカットすべき馬の項目一覧」についても、あらためてこちらに掲載しておきます。

クラス別の優先項目とあわせて、最終的な絞り込みや判断材料としてご活用ください。

勝率を一気に上昇させるクラス別pricecode表の印活用法と絞り込み時の確認するべき優先項目
未勝利ダート戦~1400m前走比4角平均Cling
未勝利ダート戦1600m~前走比4角平均ClingSurgeIndex爆発力切れ味
未勝利芝戦~1600m好走値前走比上がり芝4角平均Cling
未勝利芝戦1800m~好走値前走比上がり芝ClingSurgeIndex末脚率切れ味
1勝~3勝クラス ダート戦~1400mCling平均位置4角平均上がりダFact値
1勝~3勝クラス ダート戦1600m~平均位置SurgeIndex爆発力切れ味4角平均上がりダFact値
1勝~3勝クラス 芝戦~1600mCling平均位置4角平均Fact値好走波
1勝~3勝クラス 芝戦1800m好走値平均位置上がり芝ClingSurgeIndex末脚率切れ味爆発力
1勝~3勝クラス 芝戦2000m~好走値平均位置SurgeIndex上がり芝末脚率4角平均切れ味爆発力
オープン以上 ダート戦~1400m評価スコアCling平均位置4角平均Fact値ポイント※平均着順想定着順
オープン以上 ダート戦1600m~評価スコア平均位置SurgeIndex末脚率4角平均切れ味爆発力Fact値ポイント※平均着順想定着順
オープン以上 芝戦~1200m評価スコアCling4角平均切れ味Fact値※平均着順想定着順
オープン以上 芝戦1400~1600m評価スコアCling平均位置4角平均Fact値※平均着順想定着順
オープン以上 芝戦1800~2000m好走値評価スコア平均位置4角平均上がり芝SurgeIndex切れ味爆発力Fact値※平均着順想定着順
オープン以上 芝戦2200m~好走値評価スコア平均位置上がり芝末脚率SurgeIndex切れ味爆発力Fact値※平均着順想定着順

平均着順と想定着順の※印について

先ほどのテーブル内で「平均着順」と「想定着順」に米印を付けていた理由について、ここで少し触れておきます。

平均着順と想定着順には、本来ある程度の相関関係があります。つまり、この2つの数字が近いほど、その馬の実力を比較的素直に判断できているという見方ができます。

逆に、平均着順と想定着順の間に大きな乖離がある場合は、表面上の評価だけでは実力通りに見えにくい馬である可能性があります。

このような乖離がある馬は、穴馬に見られる特徴のひとつでもあります。数字がきれいに揃っている馬だけを見るのではなく、平均着順と想定着順のズレにも注目していただくと、プライスコード表の見方がより深くなります。

特に大きなレースでは、表の中で印が付いていない馬であっても、平均着順と想定着順に大きな乖離がある馬は注意して見ておきたい存在です。

そのため、今回の表では「平均着順」と「想定着順」に米印を付けています。単純な印の有無だけではなく、数字のズレから見えてくる要注意馬を探すための確認ポイントとして活用してください。

タイプ色の見方

タイプ色条件見方
薄い緑色 好走値が0.99以下 期待より走ってきた馬として見ることができます。好走値が0.99以下ということは、これまでの走りが一定以上に評価できるタイプとして扱えます。
青色 中間タイプ 可もなく不可もない中間のタイプです。大きな特徴はまだ出ていないものの、点灯が変わった瞬間に評価が変化する可能性もあります。
赤色 好走値が1.5以上 波がある馬として見るタイプです。着順の変動が激しかったり、レースごとの条件に左右されやすかったりするため、予測が難しいタイプとして頭に置いておきます。

好走波の見方

項目意味見る時のポイント
好走波 好走値を3レース連続で上昇させてきた、勢いに乗っている馬を示す項目です。 着順が良い馬だけを拾うための項目ではありません。当日まったく人気のない馬でも、この矢印が上を向いている場合は要注意です。
表示されないケース 経験が2レース以下の馬、海外帰りの馬、地方から転入・転戦してきた馬など、好走値の連続上昇をカウントできない馬は対象外になります。 レース数が足りない馬や、比較できる成績が不足している馬については、好走波の表示は付きません。

想定着順の見方

項目意味見る時のポイント
想定着順 想定着順は、好走値に平均着順を掛け合わせた数値です。 その馬のこれまでのレース価値を数値化したものと、実際に出してきた結果を掛け合わせることで、その馬の正当な評価を見ようとする項目です。
平均着順との乖離 平均着順と想定着順の乖離は、この計算によって生まれてきます。 平均着順だけでは見えにくい、その馬の評価のズレや隠れた強さを見るための確認材料になります。
1以下の数値 計算上、0数値が出ることがあります。 このような場合は、かなり強く評価されている馬として見ることができます。
注意点 レース経験が少ない馬や、1勝したばかりの若い馬にも、0や比較的小さい数値が付くことがあります。 そのため、想定着順を活用する場合は、ある程度レース経験を積んできた馬同士の比較で見る方が使いやすい傾向があります。

4角平均と切れ味の関係性

項目意味見る時のポイント
4角平均 その馬がこれまで走ってきたレースで、4コーナー時点にどのあたりの順位にいることが多いかを平均化した数値です。 文字通り平均値なので、その馬の4コーナーでの位置取りの傾向を見るための項目です。
切れ味 4コーナーの位置から、最後にどれだけ順位を上げられる可能性があるかを見るための項目です。 切れ味の数値がマイナス方向に大きいほど、最後の直線で順位を上げる力がある馬として見ることができます。
4角平均と切れ味の見方 たとえば、4角平均が4.2番手で、切れ味がマイナス3だった場合、その馬は4コーナーの位置から3つ順位を上げる可能性があるという見方になります。 4角平均だけではなく、そこに切れ味を合わせて見ることで、最後の差し比べでどれくらい順位を押し上げられるかを判断しやすくなります。
マイナス値の意味 切れ味のマイナス値が大きい馬は、後ろから順位を上げてくる可能性を持った馬として見ることができます。 数値として低ければ低いほど、切れ味が爆発する可能性が高いという見方ができます。その分、道中は後ろにいることが多い馬とも考えられます。
最後の差し比べ 4角平均から切れ味を見ていくことで、その馬がどれくらい後ろの位置から最後の差し比べに参加できるかを判断できます。 4コーナーの位置取りと切れ味をセットで見ることで、単純な位置取りだけでは見えにくい末脚の強さを確認できます。

Surge Indexに印◎が付いている馬の見方

項目意味見る時のポイント
Surge Index ◎ PriceCode理論の中でも、非常に重要度の高い印です。詳細な条件は公開できませんが、過去レースの中で特定の動きを見せた馬に反応する項目です。 その動きをしているかどうかで、評価に大きな差が出ます。特に芝レースでSurge Indexが付く馬は、内に秘めたものがある馬として注意して見ておきたい存在です。
使い時のサイン Surge Indexは、その馬が秘めている力だけでなく、その力を発揮するタイミングが近いことを示唆する印でもあります。 印が付いている馬を単純に能力評価だけで見るのではなく、今回のレースでその力を使えるかどうかという視点で見ることが大切です。
ダートでの見方 ダートではSurge Indexが付きやすい傾向があり、芝に比べると見分けが難しくなる場面があります。 ダートで複数のSurge Index馬が出てきた場合は、他の項目とあわせて見ながら判断する必要があります。
芝レースでの見方 芝レースのSurge Indexは、特に注目したい項目です。芝で印が付いている馬は、簡単に無視できない存在として扱います。 とくに芝2000m以上のレースでは注目度が高く、1勝以上している馬同士のレースでは穴っぽいところを狙う材料にもなります。
切れ味との組み合わせ Surge Indexが付いていて、なおかつ切れ味がマイナス方向に鋭い馬は、最後に大きく順位を押し上げる可能性があります。 4角平均と切れ味のバランスが良い馬であれば、人気に関係なく大きなポテンシャルを秘めている馬として注意して見る必要があります。
カット判断 Surge Indexが付いている馬は、他の数値が大きく悪くない限り、簡単に切り捨てないことが大切です。 複数出てきた場合は、4角平均、切れ味、距離、芝・ダート、クラスなど、他の要素も含めてカットするか、押さえに入れるかを判断します。
活用のコツ Surge Indexを見る時は、できるだけ芝レースに注目します。特に芝2000m以上のレースでは、馬券の中で活用しやすい項目です。 人気だけで判断せず、Surge Index、4角平均、切れ味のバランスを見ながら、内に秘めた力を今回発揮できるかどうかを確認していきます。

4角平均の色分けと展開ロジックの見方

項目意味見る時のポイント
4角平均の色分け 4角平均に付いている色分けは、4角ロジック・展開ロジックによって、そのレースで展開的にアドバンテージがあると見られる馬を示しています。 新ブログへ移転してから追加している見方で、4角平均の数字だけでなく、色の点灯もあわせて確認することで、展開面で有利になりやすい馬を見つけやすくなります。
点灯する馬 基本的には展開ロジック上で有利と判断された4頭に点灯します。同じ値の馬が複数いる場合は、4頭に限らず複数の馬に点灯することがあります。 4番手・5番手あたりの馬に付くこともあれば、1番手・2番手の逃げ馬に付くこともあります。点灯している馬を見ていくことで、馬券に活用しやすい展開有利馬を確認できます。
ダート未勝利戦での見方 初心者の方は、まずダートの未勝利戦で4角平均の点灯馬を見ると、比較的使いやすい傾向があります。 4角平均の点灯、印との兼ね合い、馬の強さの度合いをあわせて見ることで、展開的に買いやすい馬を判断しやすくなります。
穴馬での活用 人気馬だけではなく、少し穴っぽい馬にこのマークが点灯している場合もあります。 穴っぽい馬に4角平均の展開ロジック表示が点灯している場合は、展開面の後押しがある馬として、積極的に勝負を考える材料になります。
緑・青の点灯表示 4角平均の展開型ロジックでは、緑色・青色の点灯表示によって、展開的に注目したい馬を示しています。 色が付いている馬は、4角平均の数字だけでなく、そのレース内で展開的にどの位置を取れるかという視点でも確認しておきたい馬です。

ワースト条件・カット条件一覧

ワースト条件(あかんほう)サンプル数勝率%連対率%複勝率%
Fact値が42以上434941.22.84.8
平均着順が10以降478011.12.85
ポイントが2以下460991.73.86.3
P順位が14位以下438911.94.47.1
評価が88以上434962.14.57.4
スコアが1以下810212.14.77.9
末脚率が5.5以上433022.35.18.2
想定着順が13着以降500162.65.68.9
乖離値Fact値が24以上434772.75.89.2
4角平均が10.3番手より後ろ437872.8610.2
上がりダが40.5秒より遅い311843.27.311.9
切れ味が6.1以上441504.18.513
平均位置が8番手より後ろ437754.79.715.6
上がり芝が36.8秒より遅い534074.910.516.3
爆発力が0.8以上2844975.912.118.3
好走値が0.97以上2877776.312.819.4
前走比が-0.01以上2267016.41319.8

下記が条件クリアタイプとの成績比較になります。

ワースト以外条件(ええほう)サンプル数勝率%連対率%複勝率%1着率差%連対率差%複勝率差%
Fact値が41.9以下3912647.915.823.76.713.118.9
平均着順が9以下3847318.116246.913.319
ポイントが3以上3886597.915.823.66.21217.4
P順位が13位より上位3908677.915.723.45.911.316.3
評価が87以下3912627.815.623.45.811.116
スコアが2以上3537378.516.8256.41217.1
末脚率が5.4以下3892197.815.623.45.610.615.2
想定着順が12着以内3825137.915.823.65.310.214.6
乖離値Fact値が23以下3912817.815.523.259.714
4角平均が10.2番手より前3887537.815.523.259.513
上がりダが40.4秒より速い26332371421.23.76.79.3
切れ味が6.0以下3883717.715.322.93.56.79.9
平均位置が8番手より前3887657.615.122.62.95.47
上がり芝が36.7秒より速い2877637.615.222.82.74.86.5
爆発力が0.79以下14233810.119.729.24.27.610.8
好走値が0.96以下1447529.318.126.735.37.3
前走比が-0.02以下1619198.617.125.32.245.5

好走値が0.96以下の馬は、0.97以上の馬に比べて連対率が5.3%高いという見方ができます。

ポイントが3以上の馬は、2以下の馬に比べて勝率が6.2%高いという見方ができます。

このように、赤背景で表示している部分が、比較した差分成績の大きな部分になります。

ワースト条件を多くクリアする馬は強く、逆にワースト条件に多く該当する馬は弱いという判断材料として活用できます。

※差分が10%を超える項目、また元表で色付けされていた行は赤色で表示しています。保存してお使いください。

AIを使ったPriceCode表の活用方法

最後に、PriceCode表をAIに読み込ませて、予想の補助として活用する方法についても紹介しておきます。

ChatGPTなどのAIを使う場合、ただ表を貼り付けて「予想してください」と頼むだけでは、PriceCode表の本来の見方が伝わりきらないことがあります。

そこで大事になるのが、先にPriceCode表の意味や、クラス別・距離別に優先して見る項目をAIに覚えさせておくことです。

たとえば、未勝利戦なのか、1勝クラス以上なのか、芝なのかダートなのか、短距離なのか中距離以上なのかによって、重視すべき項目は変わります。

そのため、今回紹介したクラス別の優先項目テーブルをAIに伝えた上で、当日のPriceCode表を貼り付けることで、より自分の予想スタイルに近い形で整理してもらうことができます。

AIに任せきるのではなく、自分が重視したい項目を追加したり、穴馬を探したいのか、堅めに絞り込みたいのか、相手候補を探したいのかを指定することで、かなり使いやすくなります。

PriceCode表は情報量が多いので、最初はどこを見ればいいかわかりにくいかもしれません。

そのような時に、AIを使って「このレースではどの項目を優先して見るべきか」「カット候補はどの馬か」「Surge Indexや4角平均の点灯馬はどう扱うべきか」を整理させることで、表の見方がかなりスムーズになります。

最終的な判断は自分自身で行う必要がありますが、PriceCode表を読むための補助役としてAIを使うのは、有効な活用方法のひとつです。

PriceCode表をAIに覚えさせるプロンプト

まずは、下のプロンプトをコピーしてChatGPTに貼り付けてください。これでPriceCode表を見るための基本ルールをAIに伝えることができます。

当日のPriceCode表とカット条件表を貼る時のプロンプト

先ほどの基本ルールを貼り付けたあと、下のプロンプトをコピーしてください。

そのあとで、カット条件表と当日のPriceCode表を、それぞれ指定された場所に貼り付けてからChatGPTへ送信してください。

自分用に調整する追加指示サンプル

さらに、自分の狙いに合わせて追加指示を入れることで、AIの返し方を調整できます。

このように、まずPriceCode表の基本ルールをAIに伝え、そのあと当日の表を貼り付けることで、AIを予想の補助役として使いやすくなります。

そのまま使っても構いませんし、自分の買い方や重視したい項目に合わせて、追加指示を少しずつ変えていくのもおすすめです。

補足:カット条件表をAIに伝えるための補足プロンプト

よりシビアに選別したい場合はカット条件表を貼り付ける前に下の説明も一緒にChatGPTへ貼り付けてください。